グラベルバイクでソロキャンプ⛺

スタッフ伊藤です！『グラベルバイクでソロキャンプ△』と題して、
筑波山の北東にある【石岡市つくばねキャンプ場】での一泊の様子をお届けします♬
前回のグラベルバイクとキャンプ初体験の様子は、是非下記のブログをチェックしてみて下さいね↓↓
【グラベル＆キャンプ】第一章：MERIDA“X－base”で最新バイクをレンタル！【静岡の旅】

11月某日。前回の旅から月日に流され過ぎながらも、次回のキャンプの課題としていた「焚火」に関する備品をやっと揃えたスタッフ伊藤。
今回の旅の目標は、①無茶なライドをしない②火を焚く③晩御飯は焼肉(^^♪　としていました。
それは前回の静岡旅での反省であり、キャンプらしい楽しみを一切考慮せぬままスケジュールを組んだおかげで、
2月の寒さに初体験の洗礼を受け、ただただ日の出を祈り倒しながらお尻を凍らせていたからです…。苦笑
「今回はつくば駅までは輪行で向かい、キャンプ場までの約２５ｋｍの中に上りが少しあれば良いかな。
そんなに疲れないだろうから、キャンプ場に着いてからご飯の買い出しを近場で済ませれば良いかな。」と少し余裕をもった計画で臨みました！
…これまた安易な思惑が、自分の首を絞めるとは気づかずに。

10時30分頃に駅に到着。県道55号→139号と通り、石岡市から小幡を目指します。
約６ｋｇのキャンプ用品の重さを感じながらも、2020年モデルFELT“Breed”に実装されている27.5インチホイールと太くしたタイヤの安心感に荷物をゆだねてペダルを漕ぎます。
筑波大の横を通れば、並木の歩道・自転車道が落ち葉の絨毯に覆われて、乾いた風と共に秋を感じさせてくれました♪思わずパシャリ！1時間程で笠間つくば線の辺りまで到着しました。「これなら登って下って、買い出しもパパっと終わらせて、夕方には焚火を見ながら椅子に座って本でも読めるかな～」っと余裕綽々で登り始めました所、、、、
「お゛、重いっっ！！」
ギアが重い訳はありません。GRXのフロントシングルギア装備のため、前40×後42Tで１を割るギア比率。淡々と７０ケイデンスを維持する乗り方をすれば進んでいけるはずです。しかし自転車のスピードに変わっていかない感じと、その焦りと汗と熱すらもキャンプ道具と自転車にへばりつく感じがして、紅葉や秋風を感じる余裕は脚を止める度に無くなっていきました…。荷物の重さと勾配、更には自分の体力や補給もいい加減に考えていた事が仇となっています。

立冬も越えているのに、一級山岳に挑むプロ選手の如しウェアのジッパーを開けっ広げて約1時間半。
チェックイン時間前にはなんとか到着しました。キャンプ場入り口前もまた勾配きついという運の悪さ…。苦笑
チェックイン時間まで待ってテント設営してから買い出しに行けば良いものを、またスタッフ伊藤は愚行に走ります。
(地図アプリを見ながら)「おぉ、近場のお風呂屋と物産売り場は３ｋｍ下った所か。いっちょ行ってみるか！」
下ったは良いがチェックインを済ませると、お風呂券を安く買える事を知る。
＆お肉は売っていなかった。
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そもそも、「また３ｋｍ登るの…」という気持ちが既に折れている。
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元より、お風呂より先に晩ご飯買い出して登らないと日没前に戻ってこられない。
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(地図アプリを見ながら)「ス、スーパーマーケットが７．６ｋｍ先だと？！」(*_*;
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補給もしないでとにかくペダルを回して…復路の坂道にうんざりしながら…

15時30頃、この顔が出来上がりました。…我ながら良いやられっぷりです。笑
なんとかテントは日没前に立てられたのですが、これまた買った薪の割れにくい事…。
補給をサボった身体では薪を半分にする力など有るはずもなく、焼きおにぎりにする予定のオニギリを一つだけ頬張り、
エネルギーに変わっていくのを胃の動きで感じながら、今日の計画の甘さを猛省していました。しかし心身がボロボロのおかげなのか、無事に初めての火を焚きつける事が出来た時はこれ以上ない程の元気を貰えました‼
遭難を題材にした映画の主人公の気持ちが良く分かりました🔥火はありがたいモノです。(思いっきり着火剤とライターで着けましたが…)
色々失敗だらけでしたが、自分なりに目標はクリア出来たし良いのかな？！笑
お風呂屋はさすがに諦めましたが、キャンプ場のシャワーを使って、気付けば22時。
今回は寒さに起こされる事もなく、ぐっすり。あっという間の一日でした🚴

朝日も見れて大満足(^^)/失敗を恐れずどんどんチャリキャンプに挑んで行きますので、
皆さんも是非トライしてみて下さいね！Let’s Gravel🚴Let’s “Chari Camp”⛺